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「FUTURES RESEARCH(複線化する未来の可能性を洞察するフューチャーリサーチメソッド) を通じて、未来の家、家族、ライフスタイルを紡ぎ出す」参加者の声


このワークショップは、「クリエイティブとビジネスを越境するデザイナー」としてめざましく活躍する佐々木康裕さん(Takramディレクター / フューチャーリサーチャー)を講師として、「HOME」をテーマに行われました。


佐々木さんは、リサーチ分野に様々なオリジナル手法を導入した、独自の未来リサーチの方法論を確立、それを事業戦略、コンセプト立案に落とし込むことで数々のプロジェクトを成功に導いています。ワークショップではそれを分かりやすくフレーム化、1.5日の行程の中で参加者はそのステップを体験しました。参加された大坂さん(株式会社ブリヂストン)に感想文を寄せていただきました。


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今回のWSでいただいたテーマは「家族、家、家庭」で、我々のグループでは特に「家族の在り方の変化」に着目したワークを行いました。


現在起き始めている小さな変化を拾い集め、対比させるように従来一般的とされてきた家族の在り方を改めて書き出すことで、これを補助線とした将来あり得るかもしれない新しい「家族の在り方」を浮かび上がらせることができました。


講義の中で「現在と将来の間の距離の取り方」や「将来あり得るかもしれない」の程度設定についても丁寧にご説明いただいていたため、メンバー間の目線のズレが起きにくくなり、とてもスムーズに、そして足並みを揃えながら発想を一緒に飛ばすことができたと感じています。


グループワークの後は各グループの検討結果の共有でしたが、ここでは各グループの「現状に対する課題認識」に図らずとも通底する部分があることが明らかになり、参加メンバーの属性の偏りが話題に挙がりました。


同質性の高低それ自体はそれぞれ一長一短だと思いますが、参加者の皆さんが自らの検討結果に対して偏りの存在を即座に認めようとする姿勢は、普段から自らを俯瞰しクリティカルに問い直すことに取り組まれていることの表れだと思い、DLXはそのような方々とご一緒させていただける貴重な場であると再認識させていただいた出来事でした。


今回のFutures Research Methodを活用することで、リアリティを持った未来洞察を実行することが可能になると感じています。


普段の業務ではいわゆる新規事業開発に近いことを行っており、これまでは現存する課題解決を目指すことが多かったのですが、今後は今回ご教示いただいた内容を活かし、より幅の広い時間軸で社会をよくすることに繋がる事業開発に取り組んで行ければと考えています。



株式会社ブリヂストン

事業企画

大坂岳史さん



<プログラム概要>


プログラムタイトル:FUTURES RESEARCH(複線化する未来の可能性を洞察するフューチャーリサーチメソッド) を通じて、未来の家、家族、ライフスタイルを紡ぎ出す


講師:佐々木康裕(Takramディレクター / フューチャーリサーチャー)


開催日時:2024年 Day1: 7月24日(水)09:30-12:00 (オンライン)、Day2: 7月31日(水) 09:30-18:00 (虎ノ門ヒルズビジネスタワー ARCH)


内容:こちらをご覧ください。

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