ワークショップ
サーキュラーエコノミーはビジネスを長期にわたって持続させるためのアプローチです。現在の経済は「つくる、使う、捨てる」という線形のしくみから成り立っており、価値は製品やプロダクトを売ることから生み出されます。同時に限りある資源を使い尽くし、廃棄物を増やし、環境を汚染しています。サーキュラーエコノミーは、このしくみを根本的に変える試みであり、従来の限定的なサステナビリティの考え方とは一線を画します。
サーキュラーエコノミーの実現には必然的に経済成長が伴い、そこではデザインが重要な役割を果たします。この場合のデザインの役割はプロダクトデザインなどの従来の位置付けにとどまらず、顧客の新たなニーズを発見する機能を果たします。
原料に分解できるようにデザインされたスマートプロダクト、成分がトラックできるデジタルツール、新たなニーズに応えるビジネスモデルなど、サーキュラーエコノミーには莫大なビジネスインパクトを持つ可能性があります。
資源の保存だけではなく、よりスマートなエネルギー消費、顧客とのより強い関係性の構築などの他、企業間や顧客との関係性、原料とプロダクトの流れなど、経済のダイナミクスを大きく変える可能性があります。
このワークショップでは、従来の線形エコノミーの限界について学ぶとともに、サーキュラーエコノミーへの転換を、価値の創造、顧客との関係性などの観点から探究します。
※新型コロナウィルスの感染拡大リスクを考慮し、このワークショップの実施を見合わせることになりました。お申込みの皆様にはメールにてご連絡をしております。ご迷惑をおかけいたしますが、改めての実施を検討いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
<日程>
2020年3月9日(月)〜 3月10日(火) *2日間 (1回 )での開催です。
Day 1 : 09:30 - 18:30
Day 2 : 09:30 - 18:00 (その後ネットワーキングパーティ)
<会場>
THE CORE KITCHEN / SPACE(新虎通りCORE1F:東京都港区新橋四丁目1番1)
最寄り駅:新橋、内幸町、他
<講師>
Clare Brass
デザインコンサルタンシー Department22ファウンダー、ディレクター。社会的課題をイノベーション創出のきっかけにするアプローチを得意とする。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにおいて、SustainRCAを立ち上げ、学際的な組織として、サステナビリティ教育を推進している。また、Department22をベースに、パナソニック、日産自動車、日立などの日系企業を含む様々な企業にサーキュラー・エコノミーのアプローチによる課題解決を提供している。
Thomas Leech
Department22 共同ファウンダー。Royal College of ArtとBrunel Universityにてプロダクトデザインを学び、Mulberry、Morphy Richards、Adrok、Onzoなど注目度の高い企業のR&Dを経験する。サーキュラーエコノミーを開発する次世代を育てるSchmidt Macarthurフェローシップの出身。先端素材に精通し、Burberry Future Material Research Groupのアソシエイトリサーチャーとして、持続可能な素材の開発、顧客体験やものつくりの革新に貢献している。
<通訳・サブファシリテーター>
丸山 紗季 Saki Maruyama
Studio PLAYFOOL共同代表。Royal College of Art (MA/MSc Innovation Design Engineering) 修了後、Daniel Coppenと共にStudio PLAYFOOLを創業。「遊び」を切り口に革新的なプロダクトを創りだすことを得意とする。
<想定される参加者>
時代に求められる新しいプロダクト・サービス創出、事業創出に関わるデザイナー、リサーチャー、開発者、プランナー、ストラテジスト、マーケッター、営業、他のご担当者を想定しています。( デザイン、R&D、事業戦略、経営戦略、マーケティング、営業など )
学生の方もご参加可能です。( 年齢21歳以上の方に限らせていただきます。)
<特典>
過去のワークショップに参加された皆様には15%の割引をいたします。
<応募>
<言語>
英語(日本語通訳付き)、チーム内セッションは日本語を想定
<定員>
25名程度
原則先着順でお受けいたします。
<参加費>
1名様 176,000円(160,000円+消費税10%)
お支払い方法:銀行振込(お申し込みいただいた方に詳細をご案内いたします。)
<登録の流れ>
該当するお申し込みフォームより必要事項を入力の上、ご応募ください。後日、事務局より参加可否のご連絡と、受講料お支払い手続きについてのご案内をいたします。
ご応募の前に、Terms and Conditions(規約)とPrivacy Policy(個人情報の取り扱いについて)をよくお読みください。
受講料のお支払いを持って、登録完了となります。
<関連資料> 詳細資料 (PDF) をこちらよりダウンロードいただけます。 社内での共有などにお使いください。
リーフレットはこちらからダウンロードいただけます。
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